つわりはいつから？つわりの開始時期とピーク時期

つわりは通常妊娠８、９、１０、１１週目に起こると言われています。しかしながら、これにはかなりの個人差があるようです。８週目でつわりが始まる人と１１週目で始まる人では約１ヶ月も違いますからね。それに同じ人でも初めての妊娠と二人目の妊娠でもこのつわりの時期というのは、変わってきます。だから一概にいつつわりが来るとははっきり言えませんが、だいたいのこの目安を頭に入れておいてください。

先ほど、つわりにはかなり個人差があると書きましたが、つわりのピークに関しても同様です。つわりのピークもいつくるか、個人個人で違うのでここではっきりとは申し上げることがとても難しいです。しかしながら、つわりとはいつまでも永遠に続くものではないので、いつか終わります。

だいたい妊娠１１週目くらいから、つわりによる吐き気などはだんだんおさまっていき、妊娠１６週目にもなればもうつわりが終わっている人も多いようです。「止まない雨はない」という表現があるように、そのつらい状況にあなたが置かれていると、「いつこの状況から抜け出せるのか分からない」と自分だけ不幸に感じてつらくなりますが、必ず雨は止むんです。

このつらいつわりもお腹の中にいる赤ちゃんに出会える日のことを考えてなんとか乗り越えましょう。

では実際、つわりとはどのようなものなんでしょうか。実際につわりを経験したことがない人にはその大変さ、そのつらさは想像しにくいと思いますが、ここでは症状をご説明しましょう。

一般的に言われているようにつわりになると、まずやっぱり吐き気がします。急に吐き気が来るような原因不明のものもあれば、何かある特定のものを見たり、その匂いをかいだことで吐き気をもよおしてしまう場合とこの２つがあるようです。今回特にその２つ目の吐き気の場合についてもう少し詳しくご説明しておきましょう。

では一体その特定のもので吐き気を引き起こす、特定のものとは何でしょうか。これも人によります。つまりある人が刺身を食べて、または刺身の匂いで吐き気をもよおしてしまったとしましょう。でも同じものを見ても、食べてもなんともない妊婦さんもいるんです。これは妊婦によります。

しかしながら一つ言えることは、油っぽいものは避けておいたほうがいいでしょう。多くの妊婦さんはこれで必ずといっていいほど吐いてしまいます。これは妊婦さんをよく苦しめています。

油っぽいもの、例えばてんぷら、とんかつ、コロッケ、エビフライなどは見たり、臭ったりしないように極力避けて生活してください。

ではそのつらいつわりの対処法をこちらでいくつかご紹介しておきましょう。まずは夜中お腹がすきすぎて目を覚ましたら、何かすぐに口入れるといいでしょう。ですから枕元に何か簡単な食べ物を用意しておくといいですよ。お腹が空っぽになることで吐き気をもよおしてしまうんです。そんな妊婦さんが沢山いるようです。

それから長引くつわりで家事もできない、起き上がることさえつらいという、大変な状態の妊婦さんもいます。そういう人は両親に甘えたり、パートナーに甘えたりして、自分で何でもやろうとしないことです。こんなつらい時こそ、人に頼ってしまいましょう。

またつわりがひどくて、落ち込んでしまいちょっと鬱状態になる人もいるようです。そういう人はたまには友達と出かけたりお茶したりして気分転換をするといいでしょう。

以上のようにつわりの様子と開始時期、ピーク、終わる時期など書いてきましたがいかがだったでしょうか。これでつわりのことがあなたも少しわかったのではないでしょうか。確かにつわりは大変ですがこれは避けては通れない道です。言い換えれば、どんな妊婦さんでも通る道なのでしょうがないと諦めてなんとか乗り越えましょう。

安定期に入ればつわりも収まります。もう少しの辛抱ですから頑張ってください。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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