どうして?右腕のしびれの原因
急に右腕が!!!痛い!痛すぎる!!!そんなびっくりした経験はありませんか。突然右腕がしびれて動けなくなったり、不自由になったりして困ってしまった人もいることでしょう。そんな方のためにこちらの記事を書きました。こちらの記事では右腕のしびれの原因についてわかりやすく、的確に、短く説明しています。今までにこんな経験をした人も、またしたことがないけど興味がある人も、是非こちらの記事に目を通してみてください。
また、左腕ではないのでご注意してください。
画像:healthil.jp
肩こり
さてでは右腕がしびれた原因を1つずつ探っていってみましょう。まず1つ目は肩こりです。もしかしたらあなたの右腕のしびれは肩こりからきているかもしれないのです。あなたは肩こりがひどいほうですか。若い人なら「肩こりって何?」「肩こりになるとどうなるの?」「肩こりになったことがないからわからない」という人もいるかもしれませんね。確かにそうです。ですから肩こりが原因で右腕がしびれてしまうというのは、比較的年がいった人、そうですね、50、60歳以上の人にそれは多いようです。男女の比率に差はありません。男性でも女性でも、肩こりが原因で右腕にしびれが走ることがあるんです。
このような肩こりにならないように、日頃から運動したりマッサージしたりして肩をほぐしておくようにするといいでしょう。このような運動やマッサージは肩こりをしにくくしてくれるだけでなく、血行もよくしてくれるので本当にいいですよ。お勧めです。
肘関節の圧迫
次に考えられる原因は肘関節の圧迫です。肘関節の圧迫と聞くと何か怖いような気がしますが、そんなことはありませんからご心配なく。例えばあなたは肘の内側をぶつけた時に指先までしびれたなどという経験がありませんか?私はあります。しかもよくその出来事を鮮明に覚えています。だってあの鈍い痛みのようなしびれは嫌な経験ですから今でもよく覚えているものです。そのしびれが疾患として現れる代表的なものが、肘部管症候群というものです。知っていましたか。医者の説明によると、肘の内側の尺骨神経が慢性的に圧迫されることで、右手の小指側にしびれがでてきてしまうんです。しかし実はその原因はさまざまで、骨折によって神経が圧迫される場合もあれば、ガングリオンによる圧迫の場合もあります。ガングリオンとは骨のかたまりのようなもので、こりこりした軟骨みたいなものです。あなたももしかしたら手首のあたりとか、首のリンパ腺のあたりとか、足の付け根にそんなものがありませんか。結構体を色々触ってみるとそんなものがあったりしますよ。決してそれは病気とかではないので心配しないでください。
話が少しそれてしまいましたが、幼少期の骨折に伴う骨のゆがんだ形での成長や、加齢に伴う肘関節の変形なども右腕のしびれと関係しているかもしれません。あまりにもしびれがひどいようなら、医者に相談してみましょう。
マウス症候群
マウス症候群というのを聞いたことがありますか。これはあの小さい動物のマウスではありません。パソコンについているマウスのことです。では一体どんな病気のことを言うんでしょうか。それはデスクワークをしている最中マウスを使いすぎて、腕に負担がかかり、右腕にしびれがきてしまうことです。たいていの人は右利きで、右手で常にマウスをにぎっていますね。実は腕は普段そう感じないと思いますが、腕はすごく重いんです。そしてマウスをにぎっている間、思わぬ負担がかかっているんです。それによってしびれが生じてしまうんです。
それをなくすにはマウスを使わないことです。最近のノートパソコンならお手元にタッチスクリーンがあると思います。ですからマウスの代わりをそれを使うといいでしょう。そうすることによって腕への負担がだいぶ減ります。初めは慣れないタッチスクリーンでやりにくいかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫です。
それからマウスを右手ばかりでやるのではなく、左手でやるという方法もあります。そうすれば右にばかり負担がかかることなく、負担は分散されるのでいいでしょう。
変形性頚椎症
変形性頚椎症というのを知っていますか。ちょっと難しい名前のような気がしますね。ここで知らない人のために説明しておきましょう。変形性頚椎症とは、頚椎の変形が原因で首や肩の痛みが生じたり、神経圧迫を起こすことによって腕や手のしびれや痛みが出る病気のことを指しています。一般的には加齢によって段々と変形してくると言われています。ですから50、60歳以降の人、特に気をつけてみておいてほしいと思います。ちなみに、頚椎とは首のあたりのことを言います。
首と腕、肩などはつながっていますから、痛みも伝わってしまうんですね。ですから、右腕がしびれて痛いと感じたら変形性頚椎症も疑ってみてください。ただ、症状が現れるかどうかは、変形の程度や、もともとの頚椎の構造によっても変わってきます。ですから一概にこうであるということはできません。ものが大きく、個人差がとても大きいので、症状が出ない人も中にはいるくらいなんです。ですから個人差があるということを頭に入れておいてください。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアという病気は名前だけ聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。どんな病気か知らない人も多いと思うのでここで一度説明しておきましょう。この病気は、首の骨と骨の間にあるクッションの働きをする椎間板というところに負担がかかり、中から髄核が飛び出してしまう病気です。そしてそれによって神経を圧迫してしまい、それによってしびれや痛みが現れるというケースです。首を後や横に倒した時にしびれがさらにひどくなる場合には、この頚椎椎間板ヘルニアの可能性が高いです。その場合、すぐに医者に行きみてもらいましょう。
脳梗塞
脳梗塞は多くの人が聞いたことがある病気ですね。しかもその病名は怖い病気、危険な病気としても知られていることだと思います。その病気の様子を簡単に説明すると、まず脳の血管が動脈硬化などによって詰まってきて、酸欠や栄養状態に陥る状況に陥ります。そしてその状態が続いてしまうと、該当部分が壊死してしまいます。非常に怖いですね。それが右手に関する場所だった場合に右手にしびれが出ます。もちろん左手に関する場所だったら左手に出るんです。また、脳梗塞の場合は言葉が出にくくなってしまったり、ろれつが回らない、手に力が入らない(脱力感)などの症状も伴いますので、そういった場合には速やかに病院にいかないと、重篤な症状を招く危険があります。非常に怖い病気ですから、あれ?おかしいなと思ったらすぐに病院へ行って下さい。それから笑顔が引きつっている人もあやしいです。上手に笑えず、引きつったような笑い方、変な顔の表情をしていないかどうか観察してみてください。これは周りの人が早く気づいて病院に早くつれていくことで、一命を取り留めることができるんです。
まとめ
以上のように右腕のしびれの原因を6つ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ここでは典型的な考えられるしびれの原因を6つあげましたが、これ以外の可能性もあります。何日もしびれが続くようで、おかしいなと思ったら、また日常生活に支障をきたすほどしびれがひどくなったら、病院へ行ってみるようにしましょう。しびれぐらい、たいしたことない、いつか治るだろうと思って油断していると、実は脳梗塞だったとあとでわかって、もうその時、既に遅し、となってしまったら最悪ですよ。ですから気をつけてください。
あなたのしびれが1日でも早く治りますよう、心から願っています。
この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。
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