メンヘラの治し方 女性編

メンヘラの治し方 女性編

メンへラは本人もつらいですが、実は、周囲の人もつらいんです。もし自分がメンへラかなと思うことができたのなら、今がチャンスです。自力で治すことができるかもしれません。

従う手順:
1

女性はメンへラになりやすい傾向にあります。

「あの人、メンへラだよね。」という言い方で、まるでその人の性格をさす言葉のように使われていますが、メンへラの状態が重症化すると、病院での治療が必要になる精神疾患となります。もしかしたら、自分はメンへラかもと思ったり、人から指摘されたりしたら、治す努力をしましょう。

女性は男性に比べ、メンへラになりやすいと言われています。女性は妊娠し、出産するため、普通にしていてもホルモンバランスに波があります。また、自分の感情についてもですが、他人の感情にも敏感であるため、心が傷つきやすいです。メンへラ傾向にある人は、鈍い人になれたらどんなに良いかと思っているはずです。

メンへラは軽度であれば、そこから抜け出すことが可能です。もっと楽な生き方をしましょう。

2

自分の弱さを見つめて、全部、書き出しましょう。

「彼にメールを送ったのに、まだ返事がない。ずっと待っている。→彼は私のことを大切にしていないのではないか。寂しい。」というような感じで、事実と気持ちを並べて書いていくと良いでしょう。文字化するだけで、心が少し軽くなりますし、事実に対して、過度に自分が反応しているのではないかと見つめるきっかけになります。

弱くていいんです。カッコ悪くていいんです。でも、ネガティブな気持ちはネガティブな気持ちを呼ぶので、少しでもそれを減らすべく、客観的な視点を持つ瞬間を作るべきです。自分よがりになっていないか、相手の立場を考えているか、一つ一つ、検証していきましょう。

3

生活を健康的なものに変えましょう。

メンへラの方は気分が滅入りやすいせいか、部屋に閉じこもりがちになり、夜型の生活になっている方が多いのだそうです。このような生活をしていては、日の光を浴びずに一日を過ごすことになります。日の光は脳内物質の分泌を促します。これが不足すると精神的に不安定になりやすいので、まずは一日20分、できれば朝、日の光に浴びる生活に変えましょう。

ちなみに、夜型の生活からの脱出するには、日中、しっかり活動することが大切です。体を動かさないから、体は疲れず、眠くなりません。眠くならないから、ネットの世界を彷徨い、考えなくても良いことを考え、孤独を深めます。ネットの世界は現実の世界とは違います。顔が見えないことを良いことに、言いたい放題の人がいることを理解しましょう。

何はともあれ、早寝早起き、朝食はきちんと食べる、暴飲暴食はしない、適度な運動など、子供の頃、よく言われたことをできるようになりましょう。実のところ、これらのことはホルモンバランスを整えるのに、とても大切です。一気でなくても良いので、少しずつ生活を健康的なものにシフトさせていきましょう。

4

本当にしたいこと、楽しいと思えることをしましょう。

本当はしたいのだけれど、人の目を気にしてできていないことは、ありませんか。貴方が本当にしたいことをしましょう。そして、心から楽しみましょう。例えば、一人で海外旅行に行っても良いですし、大人から始めるバレエのレッスンに参加しても良いです。自分の心の声をよく聞いて、できる訳がないと思って、諦めていることを敢えて挑戦しましょう。

それとは反対に、今、癖になっているものを処分しましょう。例えば、ついつい人に見せてしまう大量の飲み薬、人が振り返るような服装やアクセサリーなど、自分のためというより、人の気を引くために集めていませんか。それは逆効果です。人は引いていくばかりです。

「君って、メンへラだよね。」と言われるが、心のどこかで喜んでいるのであれば、そのままでも良いです。しかし、そこから抜け出したいのなら、もっと自分の心に素直になる必要があります。

5

信用できる人、親身になってくれる人はいますか。

貴方は何に苦しんでいますか。表面的な不幸自慢ではない、本当の貴方の苦しみについて、人に話してみましょう。もちろん話す人は選ばなければいけません。信用できる人、親身になってくれる人、一人くらいいるのではないでしょうか。人は全て同じ方向から物事を見てません。目から鱗なアドバイスを受けることができるかもしれません。

そのような人がいないのであれば、カウンセリングを受けるのも一つの手です。少し前の日本は、カウンセリングを受けるのは精神病患者というイメージがありましたが、最近は、もっと気軽なものです。心のつかえを取るためにカウンセリングを受ける、おかしなことでも、恥ずかしいことでもありません。

6

メンへラの方の傍にいる方へ。

メンへラの方の話はかなりずっしり来るかと思いますが、まずは話をしっかり聞いてあげましょう。自傷行為や「私、死ぬよ。」などというような発言に対しては、一緒になって騒がず、そういう気持ちなんだねと冷静に受け止めてあげましょう。また、束縛も貴方を心から信用するようになれば、次第に収まります。

7

現在の日本においては、重度のメンへラの場合、心療内科などを受診し治療を受けますが、多くの場合、一つの性格として周囲が受け止め、心の安定を助けています。しかしながら、専門家ではない個人が、心に問題をある人を受け止めるのには限度があります。共倒れしないように、無理はしないことが肝心です。

貴方の苦しみが少しでも軽くなりますように。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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