元通りの素肌へ!虫刺されの跡を消す方法

元通りの素肌へ!虫刺されの跡を消す方法

夏場によくある虫刺され。夏は虫たちも活発に活動し出す季節ですから、刺される機会は多いですよね。特に、キャンプや野外での活動時は肌が長時間露出しますので、虫に刺されることも多いかと思います。虫に刺されると、痒みや痛みとともに、内出血を伴うことがありますし、何より跡が残るのがとても怖いですよね。虫刺されの跡が残ってしまったがゆえに、露出度の多い服があまり着れなくなってしまったということもよくあります。ファッションが好きな方にとっては、とても辛いですよね。それに、小さなお子さんをお持ちの親御さんにとっては、刺された跡が残らずキレイになってほしいものです。そこで今回は、そんな虫刺されの跡を消す方法について、見ていきたいと思います。

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従う手順:
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跡を消す方法について考えるためには、まずなぜ跡が残ってしまうのか知っておく必要があります。虫に刺された時の症状としては、痒みや腫れ、痛みなどが一般的です。実は、この症状の段階で正しいケアを行っていれば、刺された跡が残ることはないんです。しかし、猛烈な痒みを伴った場合はどうしても掻いてしまいますので、そこから細菌が入り、二次感染を引き起こしてしまいます。二次感染をそのまま放置しておくと、たとえ虫刺されが治ったとしても、傷跡が残ってしまうのです。つまり、虫刺され自体は本来傷跡を残さないのですが、痒みを我慢できずに掻いてしまったが故に、傷跡が残ってしまうのです。寝ている間に無意識に掻いてしまうこともありますので、小さなお子さんの場合には非常に難しい問題になります。

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跡が残る原因は、「我慢できずに掻いてしまうこと」ですから、掻かなくても済むようにすることが、跡を残さない有効な方法になります。痒みを抑えるためには、まず患部を冷やすことです。流水をかけ続けても良いですし、保冷剤をタオルで巻いて患部に当てても良いです。冷やすことで炎症が抑えられ、痒みが緩和されます。

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患部を十分に冷やしてもなお痒みがおさまらない場合には、虫刺され用のクリームを塗布しましょう。クリームには、抗ヒスタミン成分やメントールなどの清涼剤、クロタミトンなどの痒みを鎮める成分が含まれていますので、強い痒みがあるときには有効な方法です。ただし、こちらは医療用の外用薬になりますので、赤ちゃんや幼児への使用はせず、小さなお子さんはかかりつけの小児科で診察を受けるようにしましょう。お子さんの場合には、掻くなと言っても掻いてしまいます。患部をガーゼで保護したり、痒み止めパッチを貼ったりして、子どもが直接掻けないように工夫してあげることが必要です。また、掻きむしりがひどい場合は、「とびひ」になってしまうケースがあります。とびひは黄色ブドウ球菌によって身体中の箇所に感染してしまう症状ですから、全身症状がある場合はすぐに皮膚科に行きましょう。

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上記のような対策をしても、我慢できずに掻いてしまったりして傷跡が残る場合があります。そのようなときには、虫刺され跡を消してくれる市販薬がありますので、それを試してみましょう。ただし、速効性があるわけではなく、継続して使用することによって効果が期待できるタイプの薬ですので、長い目で使用していきましょう。テレビCMでも目にしますが、小林製薬の「アットノン」などが有名ですね。ヘパリン類似物質が傷跡の奥にある皮膚組織の再生を促すことで、古い傷跡や虫刺され跡を目立たなくしてくれる塗り薬です。

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外用薬以外にも、肌のターンオーバーを促進させることで、虫刺され跡を消す方法もあります。虫刺されの跡は、色素沈着したものがほとんどですから、ターンオーバーによって色素沈着した細胞を外に追い出し、新しい皮膚組織に置き換えることで、自然と跡は消えていきます。ターンオーバーを促進させるためには、古くなった角質を取り除き、プラセンタやビタミンC誘導体配合の美白ケア化粧品を使用することが有効です。その他にも、マカダミアナッツオイルやローズヒップオイル、バイオイルなどのリペアオイルの使用も効果的です。

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以上、虫刺され跡を消す方法について見てきました。いかがだったでしょうか。跡が残る前にアイシングしたり、痒み止めクリームを塗ったりしてとにかく掻かないように工夫することが一番大切ですが、それでも残ってしまった跡は、アットノンなどの市販薬やターンオーバー促進による自然消滅で消していくことが可能です。みなさんも是非一度参考にされてみてください。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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