免疫を高める１０の食材

にんにくはアリシンという成分をもつ最強食材。このアリシンはにんにく特有のあの臭ーい匂いの元ですが、免疫を強めたり、がんさえも予防してくれるとされています。食べればボカボカ、冷え性も改善してくれます。そのまま生を醤油漬けしたり、豚肉と油で炒めたり、食べ方も豊富に楽しめるにんにくは毎日２～３個摂取が適量とされています。

生姜湯を風邪の時に飲むというように、まさに身体が弱ってる時に必要とされるこれもポカポカ食材の一つ。ジンゲロールという生姜のピリリと辛い成分が血行を促し身体を温めることで、免疫ＵＰに効果的とされています。生の方が効果的ですが加熱してももちろんＯＫ。

言わずと知れた発酵食品の王様。発酵食品は大腸環境を整え、善玉菌を増やします。結果免疫ＵＰというわけです。また、ナットウキナーゼという成分が血液をさらさらにし、代謝を促しアンチエイジング効果も期待できるというまさにスーパー食材なのです。なるべく加熱せずにグルグルとよくまぜ粘り気を出して頂きましょう。

細胞の老化を防ぐ効果あり。辛み成分であるイソシアシアネイトに抗酸化（抗老化）の働きがあります。皮との間に多く含まれているので、是非皮ごと頂きましょう。熱に弱いのでよく洗って皮ごと大根おろしがおすすめです。また、消化酵素も多く含まれており消化を手助けして吸収力をＵＰします。

昔から精が付くといわれている長いも。あのネバネバがムチンという成分でタンパク質の分解を助けます。細胞の元となる栄養素なので免疫ＵＰが期待できます。この細胞の老化を防ぐ抗酸化作用もありますが、その為にはすり下ろさないほうがよいでしょう。千切りにして頂くのがベストです。

脂肪の多いもも肉よりもヘルシーな胸肉がおススメです。鶏むね肉にはイミダペプチドという成分があり、疲労回復に繋がります。免疫を高める上で良質なたんぱく質は欠かせない食材となります。タンパク質の吸収をよりよくするためにビタミンＢ２との一緒に摂取するとよいでしょう。

ほうれん草のようにアクのない使いやすい食材。クロロフィルやビタミンを豊富に含むので抗酸化作用がバッチリ。さらに、カルシウムや鉄分までも含んでいるので貧血や骨粗しょう症にまでも効果が期待できる優れモノなのです。油のと相性もよいので炒めたり、鶏肉と合わせたお料理などで免疫ＵＰ！

ヨーグルトといえば乳酸菌ですね。ビフィズス菌で腸内環境を整え消化吸収をよくすることで基礎体力を高めます。腸の環境が免疫力に多く関わってきますので常に腸内環境を意識しましょう。またカルシウムやタンパク質が含まれることも嬉しいですね。積極的に毎日摂りましょう。

温かーいお茶で体温＆免疫ＵＰ！緑茶に含まれるカテキンには免疫を高める効果が期待できます。その他ハーブティであればルイボスティーがおススメです。

フルーツの中でもダントツでカリウムの含有量が高く、このカリウムは体内の塩分を排出してくれる働きがあります。そしてなんと体内の白血球を増やす働きもあるのです。毎日摂取することで少しづつ白血球を増やし結果、免疫を高めるというわけです。

免疫は生まれてから青少年期をピークに強まっていきますが、それからは弱まっていくものです。年を取るにつれて病気にかかりやすくなるのもこのせいと言えます。しかし若い方も油断はできません。免疫が下がる原因としては、他に不規則な生活や不健康な食生活、そして大きなストレスを抱えることがあげられます。食事ももちろんですが、適度な運動や質の良い睡眠、ストレスを溜め込まない、思い切り笑う、湯船につかり体温を上げる等、他にも心がけることはたくさんあります。

身近で、そしてお手頃に手に入る食材ばかりで効果が期待できる免疫ＵＰ。薬に頼らず、優れた食材でお子様からお年寄りまで病気予防や健康維持のために免疫を高めましょう♪

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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