原因は違う？右手と左手のしびれのそれぞれの原因

手のしびれは、肩こりや首こりが主な原因として考えられていますが、ストレスや寝不足も原因として考えられています。頸椎ヘルニアが疑われることも多いですが、実はいろいろな原因が考えられているんです。

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右利きの場合、左手がしびれる、逆に左手の場合、右手がしびれるといった具合に症状が出る方が多いです。てを動かすことで手のしびれが出ると思われがちですが、実はそうではないんです。本当は動かさない方が筋肉に負担がかかることが多いんです。右利きの人の場合、右手を動かし続けると身体は左側に傾くようになってしまいます。その結果、身体の重心は左に集中しますから、身体の左側に負担がかかるようになってしまいます。ゆえに、何もしていなくても左手にしびれの症状が出ることが多いのです。また、デスクワークを長時間されている方は、この症状に悩まされることが多いようです。右利きの方は基本的に右手でマウス作業をしますが、それが長時間同じ姿勢で続きますので、自然と身体が左側に傾き、左半身に余計に負担がかかるようになってしまい、結果として左手がしびれるというパターンです。手のしびれは腱鞘炎とは違いますので、酷使した方の手がしびれるわけではありません。実は逆だったんですね。

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右手のしびれの原因にはいくつか考えられますが、よくあるのが「ストレス」です。このストレスによって、自律神経失調症を引き起こすこともあります。ストレスが血流を鈍らせたり、筋肉を固くするため血の巡りが悪くなることから、しびれの症状が発症します。次に疑われる原因としては、脳や脊髄などの病気が考えられます。脳の病気としては「脳梗塞」や「脳卒中」があります。脳から指令を出す視床下部という部分は主に手や口の働きを司っているため、手にしびれを生じさせてしまうのです。また、その他にも、狭心症や甲状腺機能低下症などの病気もしびれの原因とされています。

左手の手のしびれの原因のうち、一番多いのは神経絞やく障害です。これは、神経が通り道で締め付けられることによって起こる末梢神経の障害です。中でも、手根管症候群の場合が多く、この病気は正中神経が手首にある手根管という狭いトンネル内で圧迫された状態です。親指から薬指までがしびれ、小指はしびれません。特に、人差し指や中指の先端が強くしびれ、夜間や早朝に強いしびれがきたすのも特徴です。

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以上、右手と左手のしびれの原因について見てきました。いかがだったでしょうか。左右の手でしびれる症状は異なりますし、その原因も異なります。片方ばかりを酷使していることがトリガーになることもありますし、脳疾患が原因の場合もありますので、症状をよく観察し、しびれがひどくなる前に早めに医療機関を受診するようにしましょう。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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