妊娠中の注意点

妊娠からくる足のむくみ解消する方法

Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
妊娠からくる足のむくみ解消する方法

妊娠するとむくみやすくなります。むくみによる気だるさで思うように過ごせないこともあるのではないでしょうか。妊娠によるむくみは、女性ホルモンのバランスも関係してきていますので、妊娠によりいつも以上にむくみやすくなっています。むくみをそのままにすると、出産後も脚が太いになってしまったり、下半身ががっちりとした体系になってします人もいるほどです。妊婦ライフを送る上で、むくみとは上手にお付き合いをしなければなりません。どのようにむくみを解消したらい良いのかご紹介していきます。

まず、むくみの原因について。体の中の水分量が増えたまってしまう状態が「むくみ」です。妊娠していなくても、塩分の取りすぎ運動不足といった理由で起こることがあります。妊娠後期のむくみは、塩分の取りすぎや運動不足だけからくるわけではありません。妊娠30週前後が一番むくみやすいといわれていますが、血液量は、通常時の1.5倍ほどあるといわれています。妊娠中特に30週を超えるあたりからは、2人分の血液や水分が体内にあることになり必然的に「むくみ」が発生しやすくなります。妊婦にといってむくみは、妊娠高血圧症候群になるリスクを高めることになり、むくみを軽減できるよう気をつけておかなければなりません。

その他には、

  • 塩分の過剰摂取
  • つわりからくる運動不足
  • ストレス
  • 疲労、身体的原因
  • 冷え
  • 同じ姿勢で過ごすことが多い
  • 体系の変化による衣服による締め付け

上記のような原因が考えられます。

さて、むくみの原因はもう分かって頂けたと思います。Hohoron.comでは妊娠からくる足のむくみ解消する方法を順を追って紹介します。

従う手順:

1

脚を冷やさない

もともと冷え性の女性も多いため、妊娠中の冷えは体内の赤ちゃんだけでなく、自身にも「むくみ」という形で現れます。むくみを解消するために、できるだけ脚を冷やさないこと、暖めることが必要でです。

お風呂に長い時間入浴することは、妊娠時には避けなければならないことです。のぼせ等になりやすく、危険なためです。そんな時は、足湯をすることで下半身を暖めることができ、のぼせを防止することができます。

締め付けの少ない靴下を着用し、普段から冷やさない努力も必要です。

2

リンパマッサージをする

血中にたまった老廃物を流すリンパマッサージもお勧めです。気をつけなければならない点は、胎児に影響を与えるような刺激の強いものは避けるということです。

下から上へ痛気持ちいい程度の圧力でリンパを刺激し老廃物を流してください。コリコリとした、押すと痛気持ちい部分は、老廃物がたまっている箇所だといえます。刺激しすぎると、毛細血管が傷つき青あざのようなものができることがありますのでやりすぎは禁物です。

あごの下部分にもリンパがあり親指で押すと気持ちいと思います。あご周りもすっきりすることができますので、時間があればあわせてマッサージすることもお勧めです。

脚のむくみだけでなく、顔や指先などもむくむ妊婦さんもいます。結婚指輪は、妊娠後期には外しておく妊婦さんも多いようです。むくみで、抜けなくなる可能性が出てくるからです。脚だけのむくみ解消ではなく、リンパマッサージで全体のむくみを解消してみましょう。

妊娠中だけでなく、産後もできるマッサージが多いですので一度覚えれば長く使うことができます。

3

むくみ解消ソックスの着用

むくみを解消するために、過度な運動や食事制限をして、ストレスをかけることは、母体にもあまり良い影響を与えません。履いているだけでむくみを緩和してくれるソックスは大変便利なアイテムです。圧の強すぎるものは、よりむくみやすくしますので、サイズは注意して選んでください。5本指を広げる着圧ソックスも販売されており、1000円~2000円と購入しやすい価格です。普通の靴下と比べると割高ではありますが、むくみを簡単に緩和してくれるという意味では一枚持っていても損のないソックスです。

4

ウォーキング

適度なウォーキングは、産婦人科の先生も薦めるほど良いものだとされていますが、無理をしない程度に抑えなければなりません。20分から1時間程度の軽いウォーキングを身体を冷やさない暖かい格好で、真夏であれば日差しの強い時間帯を避けて行ってください。歩き方ですが、姿勢を正し、大きく腕を振り、かかとから地面につけるイメージで歩いてください。歩く際も必ずゆとりのある服を着用して下さい。お腹に圧迫をかけるようなタイトな服は避けてください。

締め付けることで、折角に運動によるむくみ解消もよりむくませることになります。

5

足湯

足の冷えからくるむくみの場合があります。妊婦になると負担よりも体温が高くなるとされており、足の火照った感じが続く人がいるようですが、むくみで火照っているだけで、暑さでそうなっているわけではありません。靴下の着用、長湯ができないなら足湯を活用し足を温める努力が必要です。足湯にもリラックス効果のあるバスソルトといれたりして、飽きずに続けられることを見つけてください。

6

十分な睡眠

妊婦になると赤ちゃんの成長とともに内臓が圧迫され十分な睡眠がとりにくくなりますが、これもむくみの原因の一つとされています。普段から、寝不足で顔がパンパンに張れる人や手足が浮腫みやすい人などは、十分な睡眠がとれない状態が続くとむくみが悪化します。こまめに睡眠をとるなどして、できるだけ妊娠中の睡眠不足には注意が必要です。

7

カリウム摂取

浮腫みの解消に良いとされている食材は、カリウムです。

カリウムを置く含む食材として、

  • わかめ
  • 昆布
  • パセリ
  • パプリカ
  • 抹茶
  • まいたけ
  • 大豆
  • 生姜

など、身近な食材が多くあります。普段の生活の中で上手に取り入れられるようにしてみましょう。お野菜が高い時期のカリウムの確保は、難しく感じられるかもしれませんが、乾物に多く含まれていますので、冬の寒い時期も夏の暑い時期も食品から取ることができます。

8

脚を高い位置に置く

寝る時や横になるときは、できるだけ足を高くあげられるよう、クッションを置いたり、工夫をしてみて下さい。足をあげることで、足のむくみを緩和することができます。足をあげて横になることが辛い方もおりますので、無理せずできるものだけを行ってください。

9

最後に

新しい生命を生むために、仕事に家事に頑張ることが多い妊婦さん。女性ホルモンのバランスや体内の血液の量が多くなっていることなどを考慮して下しさい。妊娠後期に連れて、寝ることが困難になっている方もおります。

睡眠不足→むくむという負のル-プ現象が起こりやすい後期ですは、むくみは身体を冷やしますので身体を冷やさずむくみを解消できる個々にあった方法をぜひ見つけてください。

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この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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