妊娠したかも？妊娠の初期症状と兆候のまとめ

卵子の寿命は24時間であり、排卵後はこの24時間以内に受精しないと妊娠はしません。排卵日を受精０日目とすると、約１週間から11日程度で着床するそうです。そして、妊娠の超初期症状はこの着床直後から表れると言われています。そもそも、妊娠超初期とは妊娠0～4週までの約１カ月のことを言います。妊娠検査薬が使えるのは生理予定日の１週間後ですので、妊娠超初期はまだ妊娠検査薬が使えない時期です。このころの妊娠超初期症状を把握することで、妊娠検査薬より前に妊娠の可能性を知ることが出来ます。症状としては個人差があり、また風邪の症状とも似ているので、この症状があれば確実に妊娠しているというものではありません。あくまでも参考程度にお考えください。超初期症状としては突然の眠気や倦怠感に襲われたり、臭いに敏感になり今まで気にならなかった臭いに嫌悪感を抱くようになったりします。また、熱っぽくなったり唾液や鼻水が増えたりと、風邪にも似た症状が出てきます。さらに下腹部や胸、足の付け根が痛くなったり、吐き気や胸やけがすることもあります。下記、いくつかの症状に関して詳しく見ていきましょう。

妊娠すると、生理の予定日より前にわずかな出血をすることがあります。これは着床出血や排卵期出血と呼ばれ、受精した卵子が着床する際に出血するものです。出血の色や量は個人差があります。着床出血は３日くらいで出血は止まりますのでまずは様子を見るようにし、４日以上続く場合は一度病院で診てもらうことをお勧めします。

通常の生理前にも眠気やだるさを感じることはよくありますが、妊娠時にはそれがさらに顕著に現れます。日常生活が苦になるほどのだるさや、すぐに横になりたいなどのいつも以上の眠さを感じるようであれば妊娠初期症状かもしれません。個人差はありますが、腰にだるさを感じたり、腰痛になったりする方もいらっしゃいます。いずれにせよ、これだけでは生理前や風邪のときの症状とよく似ていますので、他の超初期症状と併せて参考にするとよいでしょう。

妊娠すると、ホルモンバランスが乱れるので、肌荒れを引き起こしたり吹き出物やニキビが増えたりすることがあります。乾燥や肌のかゆみが現れる場合もあります。しっかり洗顔しているのに吹き出物が出来たり、突然いつも使っている化粧水が合わなくなるなどの変化があったら、それは妊娠超初期症状かもしれません。

通常、生理が始まってから２週間は「低温期」といって基礎体温が低くなります。その後「排卵期」で排卵し、その後体温を上昇させる作用があるホルモンが分泌されるので基礎体温が高くなる「高温気」が約２週間続きます。しかし、妊娠するとこのホルモンが分泌し続けるので高温気が続くことになります。つまり、３週間以上基礎体温が高い場合は妊娠している可能性が高いのです。体温が高いことにより、体がほてったり、寒気を感じたりするようなことがあれば、これも妊娠初期症状の１つなので、妊娠の可能性を考えてみたほうがよいでしょう。

いかがでしょうか。妊娠初期症状は個人差があり人によって異なりますので一概には言えませんが、妊娠検査薬が使えるのは生理予定日の１週間後からなので、気になる方や生理が遅れている方は上記の症状を是非参考にしていただき、安静にするようにしましょう。その後妊娠検査薬で陽性反応が出たら早めに産婦人科を受診できるように、しっかり準備をしておきましょう。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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