妊娠自覚

妊娠自覚症状のまとめ10選

 
福山真子
投稿者 福山真子. 更新された: 16 1月 2017
妊娠自覚症状のまとめ10選

妊娠したかなと思っても、していなかったり、することはよくあることです。判断は自分では難しいですよね。特に、妊娠経験がない人は、その判断がぜんぜんわからなくて、当然です。そんな方のために、ここでは、妊娠自覚症状を10項目選んで、お教えします。この10項目をチェックしてみてください。

目次

  1. おりもの
  2. 出血
  3. 下痢
  4. 腹痛
  5. つわり
  6. 心的変化
  7. 風邪
  8. 眠気
  9. トイレ
  10. まとめ
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おりもの

まず、一つ目のチェックポイントは、おりもの。超妊娠初期の兆候として、おりものが変化することが多いようです。普段、粘つきのあるおりものですが、白色や透明色に変わり、サラサラした感じに変わってきていたら、妊娠かもしれません。それに、おりものの匂いが無臭であったり、匂いが少ないといった場合も、妊娠の兆候であることがあります。ただし、おりものがピンクに変化するときには注意が必要です。これはおりものに血液が混じっている可能性が疑われます。不正出血などの可能性も考えられますので、すぐに産婦人科医の診察を受けてみるといいでしょう。

出血

二つ目は、出血です。超妊娠初期におこなわれる着床によって、出血を伴うことがあります。この妊娠出血は、痛みも同時に感じることがあります。この出血は生理時の出血のような褐色とは違って、鮮明な色をしているのが、特徴です。生理の出血と勘違いしてしまいそうですが、この着床時の出血は少量です。痛みを感じることもありますが生理などとは異なり、軽い短時間の痛みです。時期が近いために生理と勘違いする方も多いですが、事前に理解しておくことで比較的判断しやくなるでしょう。

下痢

次は、下痢。妊娠初期には便秘などに悩まされることも多いですが、反対に下痢に悩まされる方もいます。この下痢は人によって、妊娠初期や妊娠中期まで続くケースもあるため、普段と異なる長期にわたる下痢が続くようであれば妊娠を疑ってみるといいでしょう。長期にわたる下痢で流産につながることはありませんが、容易に薬を飲むこともできませんので、長く続くようなら産婦人科で相談してみるといいでしょう。

腹痛

次は、腹痛。よく生理痛でも、お腹に痛みを感じる方が多いですが、超妊娠初期でもこの腹痛が兆候として表れるケースも少なくありません。腹痛の原因として考えられるのは、便秘や下痢によるものや子宮が広がることから感じる痛みです。しかし、他の病気でも腹痛を感じることがあるため、気を付けるなければいけません。痛みが続くようであれば念のため専門医、もしくは産婦人科を受診してみるといいでしょう。

つわり

その次は、大切なつわりについてです。妊娠初期に見られるつわり自体、個人それぞれ症状は異なりますが、中には超妊娠初期の早い段階でもつわりを伴うことがあるようです。突然吐き気をもよおすものというよりは、食欲の低減やにおいに敏感になるといったケースが多くなります。何となくムカムカが止まらないなども、超妊娠初期に見られるつわりの兆候の一つです。

心的変化

それから、次は、あなたの心的変化です。超妊娠初期の兆候として、心に変化が表れる方もいるようです。例としては、イライラや脱力感、憂鬱感、無気力といったものが挙げられます。その多くは、ホルモン分泌の変化に伴い、ホルモンバランスが崩れることが原因といえるでしょう。これは、産婦人科を訪問したところで解決できることではありません。趣味に打ち込む、買い物に出かける、散歩など自分の好きなことをしてみると症状が改善できるケースも多いため、あんまり深刻に考えず気楽な気持ちで、解消法を見つけていくといいでしょう。

風邪

それから、次にチェックしてほしいのは、風邪に似た症状かどうか、ということです。超妊娠初期は、風邪に似た症状を感じる方もいます。風邪と同じように、何となく体のだるさを感じたり、頭痛を伴うことがあります。時には身震いするほど寒さを感じたり、熱っぽさが続くこともあるようです。これでは、まるで風邪ですね。このような兆候は、妊娠を維持するために分泌される黄体ホルモンの影響からくるものと考えられていますが、妊娠初期では基礎体温表から見ても体温が上昇します。約12週間ほど続くことですので、だるさなど体の異常を感じたときには、十分休憩をとり、楽な状態で過ごすよう心がけてください。仮に、熱っぽさを感じていたのに、妊娠初期に急に熱が下がると逆に危険といえます。体温の下降は流産の可能性がありますので、自己判断をせずに、直ちに産婦人科を受診しましょう。

眠気

それから、眠気も大切なチェックポイントです。超妊娠初期の兆候は、これだけではありません。他にも、人によっては眠気を感じることがあります。だるさと共通する兆候でもありますが、超妊娠初期には無理は禁物です。眠気を感じることがあれば、無理をせずに十分な睡眠時間を生活の中に設けてみるといいでしょう。

次は、胸の張り具合。生理前などでも胸に張りを感じる方がいますが、超妊娠初期でも同じく胸に張りを感じることがあります。胸の違和感が気になる場合には、無理をせず、きついブラジャーなどは避け、ゆるく胸をサポートしてくれるタイプのものを使用するといいでしょう。今では、キャミソールなどにパットが付いているものもありますので、そうした服を購入してみるのも、賢い対処法といえるでしょう。

トイレ

最後になりましたが、トイレの回数が増えることは、ございませんか。超妊娠初期の兆候として、トイレの回数が増えるという方がいます。生殖腺刺激ホルモンが分泌されることで、血液が下半身の腰のあたりに集中します。これに刺激を受け、膀胱が敏感に反応するのが原因です。また、急に子宮が変化しはじめたことにより、すぐそばの膀胱が同時にその影響を受けることも考えられます。トイレにいく回数が増えること自体、何の問題もありません。仕事上、多少の不便さを感じることもありますが、我慢はせずに頻度に対応をするといいでしょう。ただし、トイレで小便の時に痛みを感じるようであれば注意が必要です。もしかしたら、それは、膀胱炎かもしれません。医者に行きましょう。

まとめ

以上のように、妊娠自覚症状を10個、ご紹介してきましたが、いかがでしたか。これを自分でチェックしてみて、妊娠しているかどうか、自問してみましょう。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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