指の痺れに要注意！リウマチ初期症状のチェック

投稿者 Rina H.. 更新された： 16 1月 2017

みなさんは「リウマチ」という言葉をきかれたことがあるでしょうか。若い世代の方ほどあまり聞き覚えがないのかもしれませんね。リウマチは膠原病の一種で、関節をはじめ、様々な部位に影響を与え、歩行困難などの日常生活に著しい支障をきたす病気のことです。リウマチは特段自覚症状があまりないですから、気付いたときにはもう病状が進行している‥ということもしばしばあります。できることなら早目に気付き、治療を早期に開始していくことが一番です。そこで今回は、そんなリウマチの初期症状について見ていきたいと思います。

出典：associe-net.co.jp

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どんな病気？

リウマチは、関節で起こる病気であり、関節リウマチとも呼ばれています。手足や肘などの関節部分に痛みが発生し、腫れてきます。次第に関節が動かせなくなり、食欲も減退してきます。貧血やだるさ、疲れやすいといった症状もあり、肺や目、それに血管で炎症が起きることもあります。

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初期症状について

リウマチは初期症状について注意して観察する必要があります。特に、指の痺れは要注意です。

まず多いのが、朝のこわばり感です。通常の関節の痛みであれば、指や足への負担が蓄積された夕方に集中することが多いのですが、リウマチは違います。関節リウマチの場合、起床時に関節が腫れて動かしにくくなります。また、この症状は朝だけに限らず、昼寝をしたあとであったり、日中全く動いていない時にも起こることがあります。朝のこわばり感は、関節リウマチの特徴的な初期症状だと言えます。

次に、関節の痛みや腫れといった初期症状からもリウマチを判断することができます。初期症状が一番発生しやすい部分は、手の指の関節部分です。指の関節でも特に、第2関節と指の付け根部分にこのような症状が現れやすいと言われています。また、手首や足の関節部分にも、さらには肘や肩、膝などの関節部分にも初期症状として現れることがあります。これらの痛みは、対称的に襲ってくることが多いです。ただの関節通ではそのようなことは滅多に起こりませんので、対称的な痛みを感じた場合は、注意するようにしましょう。これらの初期症状は現れる場所が移動したり、痺れたりすることがありますので、注意深く観察するようにしましょう。

次に、むくみが発生するというのも、リウマチの初期症状として想定されます。何気ない日常生活でもむくみにつながるような原因や行動はたくさんあるため、むくみに関してあまり心配されない方も多いかとは思いますが、顔や手足から次第に全身へと広がっていくむくみを感じたら、リウマチを疑い、検査した方が良いです。また他にも、筋肉痛や腱鞘炎になりやすく、治りも遅いといった初期症状もあります。

出典：seiza.net

リウマチはなぜ起こる？

リウマチの原因については、現段階では不明です。詳細なメカニズムについてはまだ解明されていません。自己免疫系に異常が発生してしまうことで関節リウマチになってしまうと考えられています。つまりは膠原病の一種ということですね。自己免疫疾患は詳細な原因についてまだ解明されていない部分が多く、根本的な治療は困難になってきます。今のところ、関節リウマチ発症のトリガーになってしまう畏れのあるあることとして、次の項目が考えられています。

タバコの吸いすぎ
食生活の乱れ
ホルモンバランスの乱れ
過度のストレス
血行不良

まだ詳細な原因については判明していませんが、少なくとも上記に該当する項目があれば、改善していきましょう。

出典：welq.cdn-dena.com

リウマチはなぜ起こる？

タバコの吸いすぎ
食生活の乱れ
ホルモンバランスの乱れ
過度のストレス
血行不良

まだ詳細な原因については判明していませんが、少なくとも上記に該当する項目があれば、改善していきましょう。

出典：welq.cdn-dena.com

まとめ

以上、リウマチの初期症状について見てきました。いかがだったでしょうか。初期症状は時に指の痺れを伴うことが多く、痛みの他に痺れやむくみ、こわばりなどを感じたときには、リウマチを疑ってみましょう。リウマチは特に初期症状が分かりにくいですので、「なんかいつもと違う、リウマチかもしれない‥」と感じたらなるべく早期に専門医療機関を受診するようにしましょう。内科や整形外科を受診しても、問診などでリウマチ特有の初期症状が発覚した場合、専門の先生や病院を紹介してもらえます。是非参考にされてみてください。