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自律神経失調症とうつ病の違い

 
投稿者 丘咲マリ. 更新された: 16 1月 2017
自律神経失調症とうつ病の違い

「自律神経失調症」と「うつ病」の違いはご存知ですか?

どちらも、似た様な症状がでるため、実際にこの2つの違いがはっきりと分かる方は少ないのではないでしょうか?

では、この2つはどのように違うのか、その違いを一緒にみていきましょう。

出典:webconsultas.com

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自律神経失調症とは

自律神経とは、消化器・呼吸器・循環器などの活動を調整するために、意志とは関係なく24時間働き続けている神経のことを言います。

この自律神経には、体の活動が活発になる昼間(仕事・家事・育児・勉強など)に働きかける「交感神経」とリラックスした状態や夜間(気分的にゆったりした状態の時)に働きかける「副交感神経」の2種類から成り立っています。

そして、この2種類の自律神経のバランスが乱れてしまい、様々な体の不調が生じるのが「自律神経失調症」なんです。

自律神経失調症の症状

自律神経失調症はまず、頭痛・めまい・動悸・耳鳴りといった様々な体の不調が症状に出ます

ただ、自律神経失調症は、「頭が重い」「体がだるい」「イライラする」「よく眠れない」といった多くの不定愁訴があるにも関わらず、特定の病名が見つからない場合に、とりあえずつけられる症状名であって、病名ではないのです。

自律神経失調症を発症する原因は人それぞれですが、主にストレスからくることが多い様です。また、自律神経のバランスの乱れには色々な原因が複雑に絡み合っているため、症状のあらわれかたも消えたり出たりととても不安定です。

自律神経の症状が悪化してきますと、徐々に精神的な症状も発生してきます。

うつ病とは

うつ病とは、脳のエネルギーが不足状態となって、不安感や焦燥感、さまざまな意欲の低下など、行動や思考が抑制される心の病です。

理由もなく気分が落ち込んだ状態が長く続いたり、何事にも興味がもてなかったり、何をする気分にもならなかったりといった症状があらわれるのが特徴です。

こうした精神的な症状にあわせ、頭痛や食欲不振、睡眠障害といった身体的な症状もあらわれ、そして、物事を悪い方向に考えてしまう傾向があります。

また、症状は朝方に強く出て、夕方になると治まるといのも特徴です。

うつ病には、大うつ病障害、非定型うつ病、仮面うつ病といった様々な種類があります。

ちなみに、この仮面うつ病とは、仮病のという意味ではなく、このうつ病の症状の場合、身体的症状が大きく精神的症状が軽度であるため、身体的症状の仮面をかぶったという意味で仮面うつ病と呼ばれています。この為、うつ病であることに気付かない場合があります。また、頭痛や疲労感などの身体的症状から、自律神経失調症と間違われることも多く、この仮面うつ病が、自律神経失調症とうつ病を紛らわしくしているといっても過言ではありません。

共通の症状

自律神経失調症とうつ病の症状には、いくつかの似た点があります。それは、これまでにも述べてきた通り次の様な症状です。

例えば、頭痛、食欲不振、倦怠感・疲労感、睡眠障害、激しい動悸など

これらの症状の中でも、食欲不振や睡眠障害などは、自律神経の不調によってもみられる症状です。つまり、うつ病の症状として「うつの状態」がある様に、うつ病の中に自律神経失調症の症状があわられているのです。

でも、自立神経失調症とうつ病は同じものではありません。

なぜなら、同じ睡眠障害といった症状でも、自律神経失調症の場合は自律神経の働きの不調によって起こっている症状で、うつ病の場合は脳の神経伝達物質の異常によって起こっている症状だからです。

区別の方法

前記にも述べた様に、自律神経失笑症とうつ病は、とても似た症状があるため区別するのは大変難しいことです。

【症状のあらわれ方】

うつ病は、1日のうちで朝一番症状が出やすく、昼から夕方にかけては比較的に気分がやわらぎ、夜になると眠れない状態が続くといった様に、症状が1日の間に変化します。

・自律神経失調症は、1日のなかで症状が変化することはほとんどありません。

【薬の効果】

自律神経失調症なのか、うつ病なのかの判断がつかない場合は、抗うつ剤を使用して、効果があらわれれば、うつ病と判断されることがあります。

※抗うつ剤の長期服用は、あまりお勧め出来ません。なぜなら、他の病気であるのに、抗うつ剤を服用した事で、症状がわるくなったりと副作用に悩まされる方もいるからです。

まとめ

自律神経失調症とうつ病は、違うものですが、自律神経失調症の症状からうつ病になってしまう可能性は十分にあります。また、どちらも原因の多くがストレスによるものなので、普段からストレスを溜めない様に注意して生活することが大切です。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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