興奮して眠れない時の対処法
興奮して眠れない!は常習化しないようにしよう。
子供の頃、遠足や運動会の前日、興奮して眠れなかったという経験をお持ちの方、多いのではないでしょうか。この興奮して眠れないという状態、大人にでも普通に起こり得ます。でも、例えば結婚式や、大好きな人とのデートの前日にその状態に陥ったら、目の周りやら、お肌の張りやら、色々、気になってしまうところが出てきそうですし、途中で具合が悪くなってしまうということも無きにしも非ずです。さあ、眠れない時の対処法を考えましょう。
従う手順:
睡眠不足は記憶力・集中力の低下したり、精神的に不安定になったり、恐ろしいところでは寿命そのものが短くなることも指摘されています。記憶力の低下すると仕事の成果に影響することでしょう。大切な試験前に何日も徹夜したら、その結果にも影響しそうです。また、集中力が低下すれば、うっかりミスが増え、下手したら大きな事故につながることもあります。大切な人と些細なことで無意味な喧嘩してしまうかもしれません。だから、睡眠はきちんととらなければいけないのです。
思うに、眠れない程、興奮してしまうのには、2パターンあると思います。楽しみだったり、緊張する予定がある場合と、予測していなかったことが起こって興奮する場合です。別の言い方をすれば、将来に対する興奮か、過去に対する興奮かということです。
まず、将来に対するものについてです。こちらは対策の取りようがあります。激しい運動でなくてもいいので、日に当たりながら体を動かしてみましょう。日に当たることは重要です。生活のリズムを整え、寝つきを良くします。お散歩でも良い、ストレッチでも良いので、体を疲れさせることで興奮を沈めることができます。また、コーヒーなどのカフェインが入っているものは飲まないようにしましょう。カフェインが睡眠の妨げになることは広く知られていますが、アルコールを飲むとよく眠れるとお思いの方もいます。しかし、逆に覚醒してしまうこともあるので、注意しましょう。眠るのには眠るのに良い環境というものがあります。睡眠に良いとされる室温や湿度に合わせてみたり、部屋は間接光くらいにまで落とし、お好きなリラクゼーション音楽があれば、それを利用されるのも良いでしょう。スマホやパソコンなどはせずに、ゆったりとした気分になるように心がけましょう。子供の頃、寝つきをよくするために、蜂蜜入りのホットミルクを飲まされた方、いると思います。実は、これも良い眠りを得るために有効な行為です。というのも、体の深部を温めると良い眠りが訪れるとされています。半身浴なども同様の効果があるので、試してみましょう。
次に、過去に対する興奮についてです。こちらは、何をしても誤魔化しは効かないかもしれません。寝る環境を整えたり、体の深部を温めたりはしつつ、一端、寝ようと思うのを止めましょう。ベットや寝室からも出て、静かに本を読んだり、静かな音楽を聴いたりしましょう。部屋の空気を入れ替えてみるというのも良いかもしれません。ただし、間違っても、仕事を始めたり、映画を観始めたりはしないようにします。さらに覚醒してしまう恐れがあります。眠るのを諦めて、ゆったりした気分で眠りが訪れるのを待つというのも、一つの手段です。
興奮して眠れないという症状を甘く考えてはいけません。明日があるから特別、昨日の今日だから当然と思っていると、ずるずるっとそれが続き、あっという間に体調を悪くし、睡眠障害や不眠症に陥ります。一度、陥ったら最後、普通の状態に戻すのは本当に難しいです。なぜこういうことを言えるかと言えば、実際、私がそれを経験したからです。
私が眠れなくなったきっかけは、初めてプレゼンを任されたことでした。きちんとしなけばという想いと、仕事をまかされたことに対する昂揚があったのだと思います。プレゼンの日が近づくと、会社にいる間は他の仕事があるので気を紛らわせることができたのですが、家に帰るとついつい資料を見直したり、プレゼンの練習をしたり、訂正を加えてみたりしていると、あっという間に時間が過ぎて、朝になるという感じでした。プレゼンは上手くいきました。ほっとして、その日の夜はぐっすり眠れると思っていたのですが、そうでもありませんでした。この状態に当初、この時間、使える、この時間に何かに利用しようと前向きな気持ちでいました。その結果、睡眠時間はどんどん削られ、ついには私は胸に鈍痛を覚えるようになりました。そうなった時、初めて寝ることの重要性に気が気が付き、寝なければと思いましたが、元に戻すのは容易なことではありません。インターネット上で良いと言われる方法はたいていこの時に試しました。自分に合うものを見つけながら、徐々に狂ってしまった体内時計を直していきました。もう二度と寝ることを疎かにしないと決めています。
興奮して眠れないと気づいたら、それを放置してはいけません。早め早めの対策で常習化しないように注意しましょう。インターネット上には眠りを導入する様々な方法が紹介されています。自分に合うものを見つけましょう。
この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。
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