蚊に刺された時のかゆみを抑える5つの方法

蚊に刺された時のかゆみを抑える5つの方法

夏場や熱帯地方に旅行に行ったときの悩みの種の一つと言っても良いのが、「蚊」かもれませんね。夏場のバーベキューは楽しいけれど、虫除けスプレーを忘れたときは悲惨な目にあった人も少なくないのではないでしょうか?万が一、そういった対処方法を忘れてしまった場合に、かゆみを抑える方法を知っておけば、少し安心ですね。今回は、市販薬を使った一般的なものから、そういった薬がない場合のときの対処法まで5つの方法をご紹介したいと思います。かゆみを効率的に抑える方法を学んでしまいましょう!

参照元:md-health.com

従う手順:
1

とりあえず応急処置

蚊に刺されたらすぐに対処する方法です。なるべく早く刺された箇所に対処、炎症が激しくなる前に処置することで、かゆみを抑えます。

①蚊に刺されたらまず、消毒用アルコールやアルコール入りウェットティッシュで患部を拭くか、水で洗います。蚊に刺された箇所を消毒薬で洗うと、最初の痛みがいくぶん和らぎます。

②すでに蚊に刺されたところが過敏に反応している場合は、刺された箇所が水疱瘡のように腫れてしまっているか見てみましょう。水ぶくれになってきていたら、抗ヒスタミン剤入りのクリームやローションを塗ると良いです。この抗ヒスタミン剤のほかには、鎮痛剤やコルチコステロイドを含む軟膏は、痛み・かゆみを同時に和らげてくれます。こういった軟膏は特に効果があります。それでも、掻きすぎて化膿してしまった場合は、皮膚科の受診が良いでしょう。

③完治するまではかゆみがある程度続くことは覚悟しておきましょう。虫刺されのかゆみの正体は、抗凝固剤でもある蚊の唾液によるものです。蚊の唾液により体内でヒスタミン反応が起こり、蚊に刺された部分で起きるちょっとしたアレルギー反応でかゆみが生じます。

2

キッチンにあるものを使う

市販薬がない場合、キッチンにあるもので、かゆみ対策ができます。

  • レモンまたはライムを小さく切って患部にそっと擦りつけます。もしくは、果汁を患部の上に絞り落とすのでも良いです。クエン酸がかゆみ止めの効果を持っています。
  • オートミールにもかゆみ止めの効果があることが知られています。少量のオートミールでペーストを作り、患部に塗りましょう。ペーストが乾くまで待ってから洗い流します。
  • 少量の肉柔化剤も有効です。水と柔化剤を混ぜて虫刺されの患部に塗ります。しっかりと乾かしてから洗い流しましょう。
  • ハチミツはかゆみを和らげる効果があるので、こちらも患部にハチミツを塗ります。ハチミツが患部を鎮めます。
  • リンゴ酢も有用です。コットンにリンゴ酢をつけて蚊に刺された部分の上に数分間置きます。その後蚊に刺されの痛みが緩和するでしょう。その他には、リンゴ酢と小麦粉で作ったペーストでもOKです。こちらの方法だと、リンゴ酢がかゆみを緩和するだけでなく、患部を乾かす効果も得られます。ペーストを患部に塗って乾くまで待ちます。その後にぬるま湯できれいに洗い流します。
3

患部を押す

方法その①「爪を使う」

蚊に刺された部分の周りに爪で放射状に跡をつけます。この方法は蚊に刺された部分の皮膚が損傷している場合に有効です。患部を直接引っかいて刺激を与えることなく、ある程度かゆみや痛みを緩和できます。

患部に爪でX印をつけるという別の方法もあります。こうして患部のたんぱく質を散らして、しばらくの間かゆみを止めます。

方法その②「ポールペンの先で患部のまわりをなぞる」

ボールペンなどで患部のまわりの皮膚を弱く押すだけでもかゆみから気を逸らすことができます。また、これで虫刺されの痛痒さが緩和されるという人もいます。しかし、インクが出るボールペンだと、インクのあとが残るので、出来れば出なくなったボールペンが良いでしょう。

4

市販品を使う

蚊に刺されたあと、患部をよく洗ったあとに、以下の市販薬が有効だといわれています。

・ムヒ、ウナコーワ、キンカンなど

虫刺されの症状の緩和に効果があります。その他にも液体や軟膏などの形態で様々な虫刺されの薬が販売されています。

・アスピリンのペーストを作る

市販の制酸薬の錠剤を砕いてペーストにしたものも、かゆみ止めの効果があります。アスピリンは虫刺されの痛みを緩和し、腫れやかゆみを抑えます。しかし、アスピリンにアレルギーを持っている人は使用しないように注意しましょう。

・歯磨き粉を塗る 

蚊に刺された部分に少量の歯磨き粉をを塗るのも効果があるようです。昔ながらのペースト状の普通の歯みがき粉が最もよく効きます。いわゆるジェルタイプではない歯みがき粉ならどれでも使えます。歯みがき粉を患部に擦り込み、そのまま乾かします。その後洗い流します。歯みがき粉が患部を乾かし、痛みやかゆみを取り除きます。

5

温かいおしぼりなどであたためる

蚊に刺された患部を45℃ぐらいのお湯で温めたおしぼりで温めると、かゆみが嘘のように消えてなくなるという話があります。熱過ぎない様にすれば、ドライヤーの熱風を当てるのもOKです。蚊の唾液のかゆみ効果が熱で弱まるからだと言われていますが、この方法には科学的根拠がないようです。

6

氷などで冷やす

蚊に刺された対処法で、上記と全く逆ですが患部の炎症を取るように氷や冷水などで冷やすのも有効な方法です。本当に何もないときには、冷水などで冷やすのが一番手軽で一番無難な方法かもしれません。

氷やアイスパックなどがある場合は、それを患部に20分ほど当てたままにすると効果があります。

7

いかがでしたでしょうか?非常に手軽な「水」から「食料品」まであらゆる手段をご紹介してみました。その時に応じて、かゆみ止めの対処法を知っておくのが良いかもしれませんね。

参照元:md-health.com

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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