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血小板の働きとは

 
血小板の働きとは

怪我をしたときに、自然に血が止まってかさぶたが出来るということは、ほとんどのみなさんが普通のことだと考えているでしょう。また、これが血小板の働きだというのは、ご存知の人も多いかと思います。こういった、ごくごく当たり前だと思っていることは血液中の血小板がきちんと働いているからですね。人間にとって非常に重要な働きをしてくれる血小板について、今回は少し詳しくみていきたいと思います。基本的な知識を身に付けて、自分の体の大切さを考えてみませんか?

また、血小板の知識を深める場合にはこちらの記事も併せてお読みください。

参照元:fi.edu

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血小板の働きや特徴

血小板は血液の成分のひとつで、身体の組織の損傷に反応して出血を止める役割をしています。血管が破れると、血液中に含まれている血小板がその穴の部分に集まり、穴を塞いで固まります。血液を固めるのには、血小板のほかに凝固因子と呼ばれるタンパク質が関わってきます。それらは主に酵素としての働きを持っていて、血管が損傷を受けたときにのみ活性化されて、血小板とともに、凝固の働きをします。

血小板の大きさは、2~4μmの円盤の形をしていて、核は存在しないですが微小管により形態が保たれているのが特徴といわれています。血液の成分の中で一番小さいこの細胞は、約3分の2が血液中に存在していて、残りの3分の1程度は緊急用の備えとして、脾臓に蓄えられています。

血小板はどうやって止血しているのか

では、血小板はどうやって血液を固めて止血しているのでしょうか?実は、止血には2段階あります。まず、血管が破れるとそれを感知した血小板は、傷口に集まって傷口と結合します。血小板による血栓を作り、まずは傷口を塞ぎます。これが第一段階の「血小板血栓」と呼ばれるものです。血小板はこの第一段階で重要な役割をしているのです。

その後、この血栓だけでは脆さがあるので、第二段階の止血にうつります。血液中の凝固因子のタンパク質が働きだし、繊維状の膜が血小板血栓自体を覆い固めて、より強固な止血になります。これが「二次止血」と呼ばれるものです。この固まった状態は、いずれ「かさぶた」と皆さんが呼んでいるようなものになります。

いわゆる、血小板は「応急措置」を行うための、重要な役割を担っているということですね。

血小板の働きは日々行われている

実は、外傷だけでなく、日ごろ私たちが気付いていない内部の血管の損傷を、血小板は日々修復しています。たとえば、脳梗塞や心筋梗塞は、動脈硬化で細くなった血管に血栓(かさぶた)が詰まってしまうことで起こるのです。目に見えない内部で血管が傷付いて出血している場合も、血小板は日々修復作業をおこなっています。

しかし、この修復作業でできる血栓は、しばしば悪く働いてしまうこともあります。それは、血液がドロドロの状況である場合です。仮に同じ場所に血栓ができてしまい、それが積み重なっていくと、血管が細くなりそして硬くなってしまいます。これが動脈硬化の正体です。また、血栓が役目を終えて、剥がれて血液中を通っていっても、それも前述した通り、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こします。

つまり、いくら良い働きをしてくれる血小板であっても、血液の状態がドロドロで流れが悪いと、生命の危機にさらされたり、後遺症が残るような重大な状況に陥ったりすることがあるのです。

血小板の基準値と検査方法

人の身体にとって、適している血小板の数は、おおよそ15万から37万/μLとされています。これより少なくても多くても問題があるので、この範囲の中に入っていることが良いでしょう。ただし、個人差はあるので上下10%前後は変動があっても、特に大きな問題はないとされています。その場合であっても、何か体調の異変を感じたときはその限りではありません。

血小板の数を調べる方法は、通常の血液検査で判明できます。おそらく、健康診断などで血液検査を受けたときなどに、血小板の数が記載されているかと思います。コレステロールや体重や身長などに比べて、あまり目立つ数値ではないので、あまり気に留めない人も少なくないでしょう。

血小板が少ない場合、さまざまな疑いがありますが、その中でも肝臓機能の障害が疑われることも少なくないでしょう。というのも、肝炎や肝硬変などの症状があると、血小板の生産量が減少するからです。また、肝臓の血流が悪くなると、血小板が破壊されてしまうので、それも血小板の数を少なくする原因と言われています。また血小板は、なんらかの血液の病気でも数が下がる場合もあるようです。もし、血液検査で何かしらの指摘がされた場合は、すぐに精密検査を受けることをおすすめします。

まとめ

血小板は、外傷だけでなく、普段私たちが見ることのない血管内部の傷の修復まで日々働いてくれている素晴らしい機能をもった細胞です。この機能がゆえに、血液の流れが悪くなると重大な疾患の可能性もあるのは、非常に残念なことです。脳梗塞や心筋梗塞は、血液の状態が悪くなったときに主に起こる症状と言われています。血小板が悪者にならないためにも、血液の状態は常に良い状態でいたいですね。

参照元:nytimes.com

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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