妊娠中に注意するべき飲み物は?
妊娠すると、今までは平気だったことが突然心配になってきますよね。例えば、これまでは毎日のどが乾いた時に飲んでいたお茶や、リラックスしたい時や休憩の時などに飲んでいたコーヒー、食事の時に楽しんでいたお酒などをこのまま続けても大丈夫なのか?など。。。
では、お茶やコーヒー、お酒はそのまま続けても大丈夫なのか?また、妊娠中にオススメの飲み物があるのかをご案内します。
従う手順:
お酒は控えるべきか?
結論から言えば、控えるべきです。
アルコールは胎盤を通して胎児に運ばれていきます。そうすると、胎児の発達に障害を及ぼすリスクがあります。そう考えると、妊娠中はお酒を控えるべきだと思いますよね?ただ、全くダメというわけではないので、完全に断つのが難しいのであれば、どれくらいの量であれば飲酒が可能であるのか医師に確認してみてくださいね。一般的には一日のアルコール摂取量が15ml以下であれば影響がないと言われています。ビールだと、350ml缶1本分に当たります。
画像:http://entrenandotualimentacion.es/
妊娠中のお茶(緑茶)・コーヒーは控えるべき?
こちらも結論から言えば、控えるべき飲み物です。理由はどちらもカフェインを含んでいるから。
カフェインは摂取したカルシウムを排出してしまう働きがあります。また、胎盤を通して胎児にまでカフェインが届いてしまうからです。未熟な胎児はカフェインをなかなか排出できないため、悪影響を与えてしまう可能性があるのです。
カフェインを含むのは、上記にあるコーヒー、お茶(緑茶)の他に、紅茶、コーラ等にも含まれています。それぞれのカフェイン含有量(150mlあたり)は以下の通りです。
- 玉露 180mg
- コーヒー 80~100mg
- コーラ 34~45mg
- 紅茶 30mg
- 緑茶 30mg
- ウーロン茶30mg
カフェインの摂取量は研究機関により様々な意見があるようですが、一日当たりの摂取量が200~300mg以下であれば影響が少ないと言われているようです。
画像:http://www.puzzleclopedia.com/
オススメの飲み物
コーヒーの代わりにタンポポコーヒー。やはり、味は変わってしまいますが、便秘にもいい飲み物で、肌もきれいになり一石二鳥です。あとはハーブティ、リラックス効果も期待できますよね。ルイボスティやハイビスカスティ、ローズヒップティなどがオススメです。
さいごに、麦茶。こちらはカフェインを含んでない飲み物で有名ですよね。ただ、注意していただきたいのはハト麦茶。ハト麦茶は子宮収縮作用があるので流産・早産のリスクを高めてしまいます。
いかがでしたか?好きなものを控えてストレスにならないように、代替できるものを見つけてリラックスして妊娠ライフを過ごしてくださいね。
この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。
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