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血小板の数値が高い原因と症状

 
血小板の数値が高い原因と症状

血小板は、出血を止めるのに必要な血液の成分ですが、これが少なかったり多かったりしても良くないと言われています。血小板が少ないと、出血を止める成分が少ないのですから、血が止まりにくくなるというのは容易に想像できるのですが、反対に多い場合はどうなのでしょうか?血が固まりやすくなるのでしょうか?今回は、血小板の数値が高い場合どういったことが起きるのか?どういった原因が考えられるのか?それについて解説していきたいと思います。

参照元:macleans.ca

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血小板が多いとどうなるのか

血小板が少ない「血小板減少症」は、止血しにくくあざなどができてしまい、簡単に内出血が出来たり、最悪の場合命の危険もあります。では、血小板が多いとどうでしょうか?多くなると、血液凝固の作用が強く出てしまうので、一般的な人より血液がドロドロで固まりやすく、また固まってできた血栓などが血管自体を塞いでしまうこともあります。そうなると、すぐに脳梗塞や心筋梗塞などの症状が出る可能性が高くなるといわれています。このような症状を引き起こす病気はいくつか考えられています。血小板が多いと診断される基準としては、一般的な13.0万~34.9万/μlという基準を鑑みて、40.0万/μl以上がそのように診断されることが多いでしょう。

血小板が多くなった原因と考えられる疾患はいくつかあります。

血小板増加症

血小板増多症とは、文字通り血液中の血小板が増加する疾患です。血小板が増加することにより、血栓症の症状が起こります。ほかに血小板の機能が正常に働かなかったりすることもあります。血小板自体の異常により、鼻血や紫斑、頭痛、まれに視覚異常や耳鳴りなどの症状が現れることもあるようです。この症状には、2つの原因が考えられています。骨髄自体の異常から起こるものと骨髄以外の異常から起こるものです。血小板増加症の症状は、痛みやしびれが多く、紫斑や鼻血なども多くみられます。しかし実は出血性のものより、血栓症の症状のほうが危険性が高いです。なぜなら、脳梗塞や心筋梗塞、肺梗塞などの深刻な合併症を引き起こす可能性があるからです。

血小板増加症の考えられている原因は、造血幹細胞が腫瘍化したことにより血小板を作り出す機能が異常を起こすことだといわれています。その異常により、血小板が異常増殖を始めるようです。腫瘍化の原因について、詳細は分かっていません。遺伝子の異常が原因ということが一番可能性が高いといわれています。治療法は、薬による治療法がメインです。血小板の増加をまずは優先的に止めていくようです。その上で、血栓症にならないように処方されることが多いでしょう。

骨髄増殖性疾患

骨髄増殖性疾患とは、骨髄の働きが異常に活発になることによって起こる症状です。骨髄では、血小板のほかに、赤血球、白血球なども生成しています。そして本来それらは、一定の数に保たれています。ですが、骨髄が異常な働きをすると、どれかが、もしくは複数の要素が増加することがあるようです。これを総合的に「骨髄増殖性疾患」と呼んでいます。実は骨髄増殖性疾患は、別名、骨髄増殖性腫瘍といわれる血液のガンです。比較的ゆっくりと進行するためにあまり自覚症状がなく、健康診断や血液検査の再検査で発見されることが多いようです。

慢性骨髄性白血病

慢性骨髄性白血病は、骨髄にある造血幹細胞自体ががんになってしまうものです。この疾患は、遺伝子の異常が原因での発症です。遺伝子の異常とはいえ、遺伝病ではありませんので、自分の子供や孫などには遺伝することはありません。自覚症状が初期にはほとんどありません。多くの人がたまたま受けた検診などで発見することでしょう。

症状が進行すると、腹部の膨満感や圧迫感など感じたり、胃潰瘍などの合併症が起こったりする可能性があります。そしてさらに発熱や貧血、出血などの症状が出た場合は、病状がもっと進行している可能性があります。より早急な対応が必要となります。

真性多血症

赤血球の増加と言われている真性多血症は、赤血球のほかにも、白血球や血小板の増加もあるようです。比較的中年男性に多い疾患といわれています。原因は遺伝子の異常といわれています。こちらも、自分の子供などに遺伝することはありません。症状は赤ら顔や目の充血、頭痛や耳鳴りなどのほか、めまいや皮膚のかゆみなどです。合併症として、脳梗塞や心筋梗塞、血栓症なども起こす可能性もあるようです。

本態性血小板血症

慢性骨髄性白血病と同じように、造血幹細胞自体ががんになってしまう疾患です。特に血小板の数値が異常に高くなるものです。自覚症状が少なく、健康診断の血液検査などで血小板の数の増加や、血栓を確認することで発見されます。原因は不明ですが、遺伝子の異常だということは確認されています。こちらも遺伝することはありません。脳梗塞や心筋梗塞、脳出血などの重大な疾患が可能性のある合併症といわれています。

血栓症

血管の内側で血液の固まりが血管を塞ぎ、血流が悪くなったり、血流を止めてしまうことによって、細胞の壊死や炎症することをいいます。心筋梗塞や脳梗塞などはこの血栓症が原因です。血栓ができ、それが剥がれて血流で運ばれて他の血管を塞ぐ血栓塞栓症などの可能性もあります。血小板数の増加とともにコレステロール値の高さにも注意です。コレステロール値が高いと血液はドロドロになるので、血栓症を引き起こしやすくなります。また傷ついた血管を修復する血小板が多いと傷の修復で大きな固まりが出来ることもあります。

血栓症を原因とした脳梗塞では、手足のしびれや軽い口の麻痺などの症状です。また肺梗塞や心筋梗塞などは、息苦しいなどの症状がでます。治療法は、血栓を溶かす薬や血液をサラサラにする薬などが処方されるようです。また血栓が大きい場合は手術などの処置が行われます。

まとめ

血小板が高くても非常に危険な症状や疾患が起こる可能性が高いことがお分かりいただけましたでしょうか?検査や健康診断などで気になることがあれば、精密に調べてもらいましょう!

また、血小板の知識を深める場合にはこちらの記事も併せてお読みください。

参照元:themarysue.com

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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