エストロゲンを増やす７つの方法

方法その1、毎日の食生活で増やす

日々の食事に、エストロゲンを増やす働きのある食材を取り入れましょう。

例えば、納豆・豆腐・味噌などの大豆食品には、ポリフェノールのひとつである「大豆イソフラボン」が含まれています。これは別名、「植物性エストロゲン」とも呼ばれていて、エストロゲンに近い働きをします。しかし、一日の摂取量が決まっているので、摂り過ぎには注意してください。

※大豆イソフラボンの一日の摂取量の上限目安は、70〜75㎎です。

また、アボカド・かぼちゃ・アーモンドなどに含まれているビタミンEは、エストロゲンが作りだされる卵巣を若く健康に保つ働きをします。そして、この卵巣に作られたエストロゲンの代謝には、にんにく・魚の赤み・ピーナッツなどに含まれているビタミンB6が欠かせません。

1日1個の卵を食べることも、とても良いことです。なぜなら、卵には良質なたんぱく質やコレステロールが含まれているからです。悪いイメージのあるコレステロールですが、エストロゲンを作るためには大切な材料のひとつです。積極的に摂るようにしましょう。

方法その2、良い睡眠をとる

睡眠が足らないとエストロゲンは減ってしまいます。なぜなら、睡眠不足が続くと正常な性腺刺激ホルモンが分泌されないからです。エストロゲンは、脳から分泌されるこの性腺刺激ホルモンによって、女性の卵巣で再生されるため、良質な睡眠は、欠かせないのです。

良い眠りに就くためには、デレビや携帯、パソコンなどの画面を寝る直前までみるのを控え、ストレッチを行ったり、気分の落ち着くアロマをたいたりなどして、心地よい眠りに就きやすい環境を作るようにしましょう。　

方法その3、エストロゲンに効くツボを押す

エストロゲンを増やすのに効果的なツボがあります。ホルモンの働きが良い、就寝前のリラックスした状態で行うのがお勧めです。

・壇中（だんちゅう）

壇中とは、胸の谷間のちょうど真ん中あたりにあるツボで、押すと少しくぼむところが壇中です。ここに指をあてて、少しずつ息を吐きながら3〜5秒ほど押します。3〜5回を1セットに行ってください。壇中は、バストアップにも効果的なツボなんです。

・渕腋（えんえき）

渕腋とは、左右の乳首から10㎝ほど下の脇の下にあるツボです。ここを両方の親指で同時に少し強めに3秒ほど押します。3〜5回を1セットに行ってください。押した時は、多少に痛みを感じますが、離した瞬間は気持ちいいです。また、このツボもバストアップ、バスとのハリにも効果的です。

方法その4、ストレッチをする

骨盤周りの凝りは内蔵機能の低下をともないます。そして、内蔵機能が低下してしまうと、エストロゲンの分泌も低下してしまいます。骨盤周りは、ストレッチをして血の流れをよくしておきましょう。

方法その5、恋愛をする

「恋をすると綺麗になる」とよく言いますが、それは、恋をしてる時のドキドキ感がドーパミンの分泌を促進させ、エストロゲンを活性化させるからなんです。必ずしも彼氏が必要なわけでなく、ロマンティックな映画を観たり、恋愛小説を読んだりすることでも得られます。高揚感や感動が、エストロゲンを増化させます。

方法その6、体を冷やさない

身体が冷えてしまうと、エストロゲンのバランスが崩れてしまいます。暑い夏の日などは、どうしても冷たい食べ物、飲み物を口にしがちですが、エストロゲンを増やすためには控えましょう。出来れば、毎日ゆっくりと湯船につかって体を温めるといいでしょう。

方法その7、タバコを吸わない

喫煙者は、禁煙者の2年も早く閉経するといわれています。それは、喫煙によって卵巣でのエストロゲンの生産能力が低下し、分解を早め、エストロゲンが減少してしまうからなんです。

タバコを吸われている方、少しずつタバコを控え禁煙していきましょう。

エストロゲンを増やすには、サプリメントなどもありますが、副作用などが怖いですよね。

でも、上記にあげたこれらの方法は、安全で毎日の生活に簡単に取り入れることが出来るのではないでしょうか。

自分にあった方法を少しずつでも取り入れて、いつまでも女性として輝かしい人生を送りましょう。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

エストロゲンを増やす７つの方法と関連した記事をチェックしたい場合は、家庭医学のジャンルから探すことができます。