効果抜群！脳を活性化させる方法

恋をして、ドーパミンを放出させよう。

恋をしている時、好きな人に会えば嬉しくなりますし、好きな人の手が体に触れたりするだけでどきんとします。なぜそう感じるのか、答えは簡単です。脳内でドーパミンがたくさん放出されているからです。ドーパミンは快楽ホルモンとも呼ばれ、幸せや充実感、人間のやる気を引き出し、脳を活性化させます。だから、どんどん恋をしましょう。

ちなみに、ドーパミンがたくさん放出している状態の時は食欲が抑えられます。恋をしている女性が急に綺麗になるのは、実生活における満ち足りた気持ちが外にあふれ出ているからでもあるのですが、恋をすることがダイエットにつながっている可能性もあります。生活に張り合いができ、綺麗にもなり、脳も活性化できる恋は、しない手はありません。

夢中になれるものを見つけよう。

人は夢中で何かをしている時、脳の血流が良くなり、脳が活性化します。夢中になるものは、犯罪にならなければ何でも良いです。これだと思うものに夢中になりましょう。とはいえ、今現在、夢中でしていることと言えば、仕事くらいという方もいることでしょう。もちろん仕事でも良いのですが、仕事が上手くいかなくなった時に備え、できれば違うものをみつけておきたいものです。

自分が夢中になれるものが分からない方は、まずは、何も考えずに、したいことリストを作りましょう。思いつくまま、どんどん書き出します。書き尽くしたら、毎日できそうなこと、週に一回くらいできそうなこと、月に1回、年に1回、将来という具合に分類して、できるものから、どんどん挑戦していきましょう。そのうち、きっと夢中になるものが見つけられます。

感動しよう。

芸術、映画、音楽、読書、何でも良いので、感動しましょう。感動を感じれば、脳は活性化します。ジャンルは好みで良いのですが、映画や本はできれば考えさせられるテーマがあったり、ハラハラ、ドキドキするようなものの方が良く、音楽はロッキーのテーマのような活力が沸いてくるタイプのものの方が良いです。そして、感動したついでに、涙も流してしまえば、脳を活性化するのを邪魔するストレス物質を体外に排出することもできます。

とはいえ、突然、芸術、映画、音楽、読書というのは、ハードルが高いという方は、盛り付けなどからして凝っているお料理を食べに行ったり、自然豊かなところへ出かけてみたりして、心の底から「わぁ」と思う気持ちを感じましょう。感動する感覚と、気持ち良さを一緒に体感することができることでしょう。

体の細部をきちんと動かそう。

ボケ防止に指折り運動をするのが良いと言われるように、指や手を動かすことは脳を活性化させます。その他にも、一人じゃんけんをしたり、食べる時、良く顎を動かして噛んでみたり、毎日、10分程、口を大きく動かしながら音読をしてみたり、お散歩をする時、つま先を意識しながら、早く歩いてみたり、遅く歩いてみたりするのも効果的です。

もちろん、体の細部を動かすことだけが脳の活性化につながるわけではありません。ジョギングやサイクリング、縄跳びなどと言った全身を動かす運動も、適度に行うと脳が活性化することが分かっています。勉強や仕事に集中できないと感じた時は、それらから離れ、体を動かしてみましょう。

規則正しい生活をしよう。

脳を活性化させたいのなら、まずは、規則正しい生活をしなければいけません。規則正しい生活の基本は、早寝早起き、1日三食きちんと食べるということです。

脳は休息している時と、活動している時を交互に繰り返しています。早朝の朝日は体に良いことが知られていますので、朝日を浴びるために早起きをする癖をつけましょう。また、栄養バランスを考えられた一日三食の食生活の中で、大豆製品、青魚、卵、柑橘類など、脳の活性化に良いと言われる栄養素も積極的にとるようにしましょう。

実のところ、規則正しい生活の維持は大変で、少しだけの夜更かしが、積もり積もって大きなずれとなります。また、規則正しくを意識しすぎると、つまらない日常になります。そこをあえて、少しだけ自分に厳しくなると良いかもしれません。

少し前まで、脳細胞は増やせない、生まれてから後は、減る一方のものだと考えられていました。しかし、最近は、脳の活性化に努めれば、大人になってからも脳細胞を増やすことは可能だと言われています。実際、このことを末期癌の患者さんの協力を得て、証明した研究者がいます。だから、より豊かな老後を過ごすためにも、日々、脳の活性化に努めましょう。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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