肩こり

左肩甲骨の痛みの原因と病気のサイン

 
Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
左肩甲骨の痛みの原因と病気のサイン

みなさん、背中の上の辺りにある肩甲骨あたりが痛んでつらい‥そんな症状でお悩みの方は多いのではないでしょうか? 普段事務作業が多い、パソコンの作業が多い、スマホチェックの時間が長いなど、このような人の場合はどうしても血行が悪く肩甲骨あたりが凝り固まって痛くなってしまうことがあります。一方で、凝りではなく、内臓の病気によっても実は左側の肩甲骨に痛みが出てくることがあります。もしも、命に関わるような病気が隠れていた場合、本当に心配ですよね。そこで今回は、そんな左肩甲骨の痛みの原因と病気のサインについて、見ていきたいと思います。

出典:my-my-topics.com

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目次
  1. すい臓の病気
  2. 肩こり
  3. 心筋梗塞
  4. まとめ

すい臓の病気

左肩甲骨の痛みの原因として、特に内蔵系疾患のサインと考えられるのがすい臓の病気です。すい臓は病気になってしまってもなかなか症状が出てこない臓器の一つであり、症状が出てきたときにはすでに手遅れになってしまっていることも多い臓器です。肝臓と同じ様に、気付いたときにはもう手遅れという点は本当に気を付けたい厄介なところですよね。すい臓の病気の中でも、とくに慢性すい炎を引き起こしている時には、この左側の肩甲骨付近が痛み、同時に腹部の上の方に鈍い痛みを感じる事があります。ポイントとしては、左肩甲骨でもやや下の辺りに感じる痛みです。すい臓の組織というのは、一度壊れてしまうと元に戻ることがない臓器ですので、万が一という心配がある場合には、整形外科などではなく、外科や消化器外科などで一度相談や検査を受けるなどの処置をしてみるのがよいでしょう。単なる凝りであれば問題がありませんが、万が一のことを考えると決して大げさではありません。場合によっては重篤な疾患の可能性もありますので、注意するようにしましょう。

出典:medical-checkup.info

左肩甲骨の痛みの原因と病気のサイン - すい臓の病気

肩こり

肩こりも左肩甲骨の痛みの原因となることがあります。肩こりはパソコンやスマートフォンの長時間操作、その他にも読書や車の運転などで同じ姿勢のままでいること、姿勢が悪いこと、運動不足の人がたまに運動をした場合など、日常の様々な原因によって発症します。肩こりが原因の場合は、こりをほぐしたり血行をよくしたりすると次第に改善していきますが、しかしそれでも一向によくならない場合、特に左肩がこっている場合は、病気のサインとして「胃が弱っている」ことが考えられます。その理由は、胃と左側の背中、腕の筋肉とが繋がっているからです。ストレスが溜まっていたり、暴飲暴食などで胃を痛めていたりすると、左肩の痛みの原因となる場合があります。胃が疲れると筋肉がこわばり、血行が良くなることで左肩や肩甲骨の間に痛みが発症します。胃は精神的な問題も影響を受けやすい部分なので、実はストレスを解消することも左肩のこりを和らげる対処法の一つとなります。

出典:https://www.pakutaso.com

左肩甲骨の痛みの原因と病気のサイン - 肩こり

心筋梗塞

心筋梗塞が左肩甲骨の痛みの原因であり、病気のサインとなることもあります。左肩に痛みが出ている場合の中で、最も注意するべき疾患なのが、「心筋梗塞」です。心筋梗塞とは、動脈硬化によって心臓に血液や酸素などを送る為の血管である冠動脈の内側に血栓ができて塞いでしまい、心筋への血流がストップして細胞が壊死してしまう病気です。この時壊死してしまった細胞が元に戻ることはなく、最悪の場合は死に至ることがありますので、細心の注意が必要です。発症から3日以内のものを急性心筋梗塞と呼び、30日以上が経過しているものを陳旧性心筋梗塞と呼びます。心筋から脳へと続く神経は左肩から伸びる神経と交わっている為、脳が勘違いをして肩の痛みだと思い、左肩に痛みを生じさせてしまうのです。また、左肩に限らず、左手の小指や顎、歯などに痛みやしびれが現れる場合もあります。これらの症状に気づいた場合は早急に専門の医療機関で適切な治療を受けるようにしましょう。

出典:www.minnanokaigo.com

左肩甲骨の痛みの原因と病気のサイン - 心筋梗塞

まとめ

以上、左肩甲骨の痛みの原因と病気のサインについてみてきました。いかがだったでしょうか。単純な肩こりが原因の場合はあまり心配要らないのですが、肩こり自体にも胃の病気が隠れていたりしますので注意が必要です。また、すい臓の病気や特に心筋梗塞が隠れていた場合は緊急を要します。怪しい症状に気づいた場合は早急に医療機関を受診するようにしましょう。肩甲骨の痛みはさほど珍しいことでもなく、一般的によくあることですから、みなさんも是非一度参考にされてみてください。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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