男性と女性ホルモン

男性でも女性ホルモンを増やす方法

 
Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
男性でも女性ホルモンを増やす方法

数年前からテレビで「オネエ」と呼ばれる男性の同性愛者をよく見かけるようになりましたね。

最近では、「ジェンダーレス男子」もテレビで見ない日はないですよね。身体も心も男の子なのにお肌が白くてつるつるで、男らしさを感じさせない華奢な身体。女性も驚くほどの美意識の高さをもつのが「ジェンダーレス男子」です。

一方、芸人界では、「トレンディーエンジェル」のブレイクもあり、ハゲが注目されていますね。頭髪が抜けることは、男性であるがゆえの生理現象で、男らしさの証なのですが、その見た目は笑いにされることが多いのも事実です。

元は全て同じ男性ですが、それぞれが性に対して悩みを抱えていて、世の中にもそのような悩みやコンプレックスを持つ人が多いでしょう。

性別で悩んでいる人から、男らしすぎて悩んでいる人まで、男性でも女性ホルモンを増やして理想の自分に一歩近づく方法を紹介します。

参照元:f.hatena.ne.jp

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従う手順:

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性別を変えたい!女性らしい体つきになる為の女性ホルモン

「オネエ」と呼ばれる人たちの登場で、同性愛者や性同一性障害者で性転換をした人に対して、世間からの偏見は少なくなったように思います。

幼少時代に自分の心と身体の性別が違うと気付き始め、思春期には気持ちとは裏腹に成長していく身体に悩まされて、だけど打ち明けることはできない。今では、「オネエ」の人たちといえば明るいイメージがありますが、少なからずこのように悩みやコンプレックスを抱えて生きてきたのではないでしょうか。

思春期の頃から女性はお尻や胸が丸く、女性らしい体つきになります。これは女性ホルモンと呼ばれるエストロゲンが体内で生成され、その作用で女性らしい丸みを帯びた身体になります。

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では男性が、その女性らしい身体を手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。

男性が体内でエストロゲンを生成する量は極微量なので、外部から注入する方法が一番有効とされます。その方法としては、女性ホルモン剤と呼ばれる錠剤の薬を飲むか、女性ホルモン注射と呼ばれる注射を打って女性ホルモンを体内に注入します。1年ほど、この女性ホルモンの服用を続ければ、ひげはなくなり、胸を含めて体や顔が丸くなり、見た目も女性そのものになってきます。ただ、この方法は投薬なので、必ず医師への相談と、医師からの処方、医師から指定された用法容量を守って摂取しなければなりません。

期待される体つきの変化もありますが、元々身体で大量に生成されないものを注入するわけですから、その分副作用もあります。服用し始めの時期はホルモンバランスをくずしまっているので、ダルさや頭痛、吐き気が起こります。また女性ホルモンが増えることによって、肌荒れや、精神不安定にもなりますし、肝機能低下や、乳癌にもなりやすくなるとも言われています。なので、服用量や服用期間は、副作用の症状と、身体の変化の度合いを医師としっかり相談しながら定められた量を守って服用するようにしましょう。

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キレイになりたい!美容のためにお手軽に摂取できる女性ホルモン

「オネエ」と呼ばれる人の中には、見た目は男性のままですが、女装やメイク、スキンケアを入念にして、美意識が高く、美を追求する人もいます。「オネエ」の方々は基本的に美意識が高い人が多く、今や活躍するメイクアップアーティストや、スタイリストの方は「オネエ」と呼ばれる人の方が多いのではないでしょうか。美意識の高さで言えば、「ジェンダーレス男子」も、入念なスキンケアや毎日のメイクは欠かしません。元々備わった見た目とお手入れの努力で女性らしさがある「ジェンダーレス男子」ですが、元々備わっていない男性でも「ジェンダーレス男子」のように白くてつるつるで…とまではいかなくても、女性みたいなすべすべお肌を手に入れたいと思う人も多いのではないでしょうか。

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では、男性が美容のために女性らしさを手に入れるにはどうすればよいのでしょうか。

女性の、明るい色でヒゲのないつるつるなお肌は、これもまた女性ホルモンの作用なのです。先ほど紹介した薬や注射での女性ホルモン服用は性別を変えたいなどの大きな変化には有効ですが、お肌をキレイにしたい、ヒゲを薄くしたいなど美容の為に服用するには、美容以外への影響が大きすぎるので向いていません。なので、美容のために有効なのは、女性ホルモンと同じような働きをすると言われている、大豆イソフラボンやプエラリアのサプリメントを摂取すると良いでしょう。サプリメントには必要な栄養素が凝縮されているので、手軽に摂取したいという方にオススメです。

ただ、サプリメントといっても、過剰摂取はひどい副作用や体つきまでに大きな変化を与えてしまうので、美容の為に摂取する際は経過を見ながら、摂取量に十分に注意しましょう。

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ハゲたくない!男らしさを減らす為のやりすぎない女性ホルモン

お笑い界では、ハゲネタと呼ばれるネタもあるほど、ハゲは笑いにされやすい要素で、テレビでもハゲいじりが頻繁にされています。テレビの中だから他人事だと思って笑えるけど、現実はいじれるハゲになるまでに相当な苦悩がありますし、いじれないハゲの方が多いです。またハゲをコンプレックスに思う人の方が多いでしょう。男性らしさの象徴なのですが、話し相手の目線は上の方にあるし、やはりちょろちょろと生えた髪の毛はみすぼらしい印象を与えてしまいます。一方、女性でハゲている人はなかなかいないですよね。そうです、頭髪が抜けないのも女性ホルモンの作用なのです。ただ、今まで紹介してきた女性ホルモンの摂取では、いつのまにか女性になってしまうのでは、と不安になってしまうところもあります。

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では、男性がハゲ防止・抑制の為にやりすぎずに女性ホルモンを取るにはどうすればよいのでしょうか。

その方法は、食事で摂取する方法です。女性ホルモンを増やす効果がある食事は、大豆食品全般、マグロ、カツオ、ナッツ類、アボカド、ココナッツオイル、バター、卵黄です。気にして摂取するように心がけてみてください。また、化学調味料の多い食事を取ったり、ダイエットの為にお肉を抜いたりすると、ホルモンバランスをくずしてしまい、逆効果となってしまいますので注意しましょう。

食事での女性ホルモン摂取は気長に継続していくことで女性ホルモンを増やし、ハゲ防止・抑制や、ヒゲを薄くしたり、お肌がきれいになったりします。偏った食事はハゲだけでなく、身体にいろいろな悪影響を与えるので、健康の為にも食事はバランスよく摂取しましょう。

この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。

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