どうやって過ごす?妊娠9ヶ月の症状と注意点
妊娠9ヶ月とは、32週、33週、34週、35週のときをいいます。
産休に入る時期
フルタイムで働いていて、産休に入る場合、33週の出産予定日42日前に入ります。
双子ちゃんを妊娠中であればもう少し早く産休に入ることになりますが、終わりは同じなのは不思議なところです。
9ヶ月というとかなりお腹も目立つようになり脚の爪は既にご自身では切れないことが多いのではないでしょうか。断言できないのは、自ら脚の爪をカットしていた知人がいるからです。「やれば出来るよ」と笑顔で話していましたが、大抵は無理ではないかと思います。
仕事をしていると座っているだけの姿勢も立ち仕事も辛く更に辛くなってくる頃ではないでしょうか。
お仕事をされていれば安定期を過ぎた頃に会社側に今後について相談されているとおもいますので、配慮して頂ける場合が多いのではないでしょうか。
お仕事をされていない専業主婦の方であっても無理が利かなくなってくる時期です。
里帰り出産であれば移動を考えて9ヶ月に入る前に戻っているかもしれませんが、里帰りをしない場合一人で長時間過ごすことも不安ですね。いつ生まれてもおかしくない時期に入っている9ヶ月です。出来るだけ人目のあるところにいてほしいね。
食事と睡眠
9ヶ月前後から胃の圧迫感が増し食事の量が減ってきます。お腹は空くけど食べられない日々が続きます。そんなときは、5食、6食と食事の回数を減らし、少量でも食べるようにすると体力も落ちず食べられないジレンマからも多少なり開放されます。
食事だけでなく、お腹の圧迫から寝つきが悪くなり夜寝られない日々が続きます。
夜寝つきが悪くなるのは、産後の授乳生活に向けての体の変化とも言われていますが、夜寝つきが悪いことは辛いです。そんなときは、お昼寝を取り入れてみましょう。仕事で昼寝をすることができない人もいると思います。昼休みなどに5分10分目をつぶっているだけでもだいぶ違ってきますので試してみて欲しいです。
妊娠の報告
私の後輩に安定期を過ぎても妊娠の報告が無く接し方に困った時期がありました。
5ヶ月過ぎ入籍を済ませてから「実は、妊娠をしてます」と報告をもらいました。心の中では「知っていたよ!」と叫んでいましたが、まだ周囲には秘密にして欲しいといわれました。とっくに皆気がついているのに複雑でした。
妊娠を知らせたのは、まさに9ヶ月に入り産休まで後1週間をきった頃でした。
妊娠は確認できていたものの9ヶ月だということを知らなかったため、業務の引継ぎも1週間で済ませなければなりませんが、妊婦を無理させるわけにもいかず周りがアタフタと動き回る一週間がすぎました。そして産休前日、「それでは、今までありがとうございました」と颯爽と職場を後にしていったのです。そのとき、もっと前に話してくれていたら辛い時期助けられたはずなのに、無理をさせてしまったのではなかなど後悔だけが残りました。出産を経験していても他人の周期まではわかりません。ですから、妊娠していると周りに知らせる気がついてもらえるアクションを起こすことで手助けして頂けたり、横になりたい事情や辛さも分かってもらえると思います。
尿に関するトラブル
9ヶ月くらいから、尿漏れや頻尿といった不快なトラブルが起きてきて長距離移動も難しくなります。
尿に関するトラブルは、妊婦さんあるあるで、職場で出先で、尿トラブルにあってしまう人も多いようです。
これは血中の水分量が増えているため起こることです。
9ヶ月を過ぎると赤ちゃんの爪や髪の毛が伸び、腹部や顔に生えていた胎毛がなくなる時期でもあります。
妊娠線
また9ヶ月まで妊娠線のケアをしておらず、このまま妊娠線とは無縁に出産を迎えるのでは?と油断していると急に妊娠線が出来ることがあります。
9ヶ月半くらいから突然出来始める人もいます。油断はできません。
むくみ
妊娠中酷いむくみに悩まされている方も多いはずですが、更に9ヶ月くらいからむくみ始めます。
血圧が上昇して食生活の改善などで下げるよう指導される人もいます。
切迫流産
切迫流産も多くなる時期であり。体を休める、心身ともにのんびりすることを心がけてください。
9ヶ月後半からは、パソコン画面の見すぎやあ歩きすぎにも注意が必要です。
何でも適度がよいのです。無理の利かない身体であることをまず念頭におかけなければなりません。
微熱が続いたら早めに医療機関を受診してください。
お腹がはり、微熱が続いたが妊娠後期にある症状とそのままにしていたところ、切迫流産するところだったとそれからの妊婦生活を病院のベットの上で過ごすことになった方々も大勢いらっしゃいます。
母親学級・親子学級
9ヶ月くらい対象で、市町村で妊婦対象の母親学級や親子学級なども行われており、同年代の人たちと近くに住む同じ妊婦さんと親しくなり、情報交換や妊婦生活の大変なことを相談しあったり、子育ての先輩である女性からマンツーマンでアドバイスや経験談を聞くことが出来たりと充実した内容の学級が多いようです。
産婦人科で行っていることもありますので、かかりつけの産婦人科に確認してみてもよいと思います。
各書類の準備
また、妊娠前、出産前までお仕事していて退職されたのであれば確定申告の準備も忘れずしておくとよいと思います。
出産後何かと手が足りず準備が出来ないということも多くありますんで、事前の準備が大切です。
医療控除を受けるための準備も忘れずにしておいた方が後々楽をすることができます。
妊娠してからこれまでにかかった医療費の領収書や薬局で購入した薬の領収書を保管しておきましょう。
年に一度の医療費控除を滞りなく済ませるために出来る時間を見つけてまとめてみましょう。
出産した後の役所関係の書類も取り寄せておくととても便利です。
また、社会保険上の扶養に入れるための書類も取り寄せておくよよいでしょう。
会社によっては、出生証明書の写しを提出するところもありますし、事前に確認しておくことで準備してもらうことができます。
出産後、退院と共に出生届を提出、社会保険の手続きや丸福の手続きすることが思っている以上に多いですので、事前の準備が大切です。
この記事に含まれる情報は参照の目的だけに提供され、医師あるいは他の有資格の専門家によるアドバイスの代用にはなりません。医師に相談することをお勧めします。
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